●高齢者の腰痛
高齢者で腰痛に悩まれている方は多いのではないでしょうか。
年を重ねると骨や筋肉が全体的にもろくなります。
それに伴い体を支えるのが困難になり、腰痛が起こりやすくなるのです。
腰痛を甘く見てはいけません。放っておくと益々悪化して寝たきり生活になることもあるので、注意が必要です。
高齢者の骨の老化による腰痛では、様々な病気や症状がありますが、その中でもよく聞くのが骨粗鬆症です。
特に女性は、更年期を迎えるとホルモンのバランスの関係で骨の量が減り、この病気を引き起こしやすくなります。
もちろん高齢の男性も年齢に伴い発症する方も増えてきますので注意が必要です。
この病気は、体全体の骨がもろくなりますので、骨折しやすく、骨折も治りにくくなります。
腰痛予防には、骨や筋肉を鍛えるのが良いでしょう。
骨は、たくさんのカルシウムを原料に作られており、丈夫な骨を作るためにはカルシウムを積極的に摂取すると良いと言われています。
ビタミンDを一緒に摂るとカルシウムの吸収率が高くなりますので、組み合わせを考えながら食事をとることをお勧めします。
また、筋肉を鍛えるためには適度な運動が必要です。水中歩行やウォーキング、軽度なストレッチなど無理のない範囲で体を動かしましょう。
またすでに腰痛持ちの方は、腰痛ベルトを装着し、腰の負担を少しでも少なくすることで痛みが軽減されます。
高齢者の腰痛も人それぞれ、種類も様々です。間違った自己判断をせず、まずは専門家に相談されることをお勧めします。
●子供の腰痛
意外と知られていないのが子供の腰痛です。
腰痛が現代病の一つに挙げられるように、子供にとっても腰痛を引き起こしやすい環境の中で暮らしています。
最近は、子供の姿勢も悪くなってきていると言われています。
帰宅後の長時間のテレビゲーム、体罰に敏感でしつけが徹底されていないなど、現代社会では、姿勢が悪くなる原因がたくさん隠されています。
子供は骨も筋肉も成長過程ですので、姿勢の悪い状態が続けば体全体が歪みます。
それによって腰に負担がかかり、腰痛が起こりやすくなるのです。
また、長時間のテレビゲームなど外で遊ぶ子供も少なくなりました。
これは運動不足にもつながり、骨と筋力の低下を招き腰痛を引き起こしやすい原因となります。
昔の子供たちは暗くなるまで外で遊び顔も真っ黒に日焼けしていました。そうすることによって自然と元気な体を作っていたのです。
それとは逆に激しいスポーツを継続して行うと腰痛を起こしやすいとも言われています。
特に小学生低学年など体が未熟な時期に激しいスポーツを行うと、腰に負担がかかりやすくなります。
子供の腰痛で多いのが疲労骨折とも言われる脊椎分離症です。
この症状は、そのままにしておくと大人になってから悪化することが多く、早めの治療が必要となります。
子供の症状によって腰痛の治療法は様々ですので、まずは専門家に診てもらうことをお勧めします。
何事も適度で無理せず行うことが元気な体を作り、子供がすくすく育つ糧となるのです。